「最良の選択」をするための秘訣!ケプラーの再婚問題を活用しよう!

こんにちは!今日はあまり知られていないけれど、我々の日常生活にも意外と役立つ「ケプラーの再婚問題」について語ってみようと思います。

目次

ケプラーの再婚問題とは?

ケプラーの再婚問題と聞くと何やら難しそうですよね。
でも、一緒に解き明かしていきましょう。

まず、「出会いのうち、最初の36.8%では伴侶を決めないこと」がこの問題の要点です。
つまり具体的には、出会った人が100人なら、最初の36人までは「適当に見て回る」期間と考え、37人目以降に出会った中で「これまでで最高だな」と思う人が現れたらすぐに結婚する、というものです。

この方法だと、「最良の選択になる可能性が高い」んだそうです。
ちなみに、「36.8%」という数字は決めつけじゃなくて、数学的に導き出された最適解なんですよ。

ケプラーの再婚問題を意思決定に活用する

このケプラーの再婚問題、恋愛だけでなく色々な意思決定に活用できるんです。
例えば、採用活動。
最初の36.8%の面接者は「見て回る」だけで、その中の最高候補者を記憶に留めておき、それ以降に出てきた候補者の中で最初の候補者を超える人が現れたら採用する、という方法を取れます。

そして私も、かくいう妻と出会う前に、次いいなと思った人に積極的に行こうと決めていた節があります。

買い物や投資にも使える?

私のように買い物で全商品を見てから比較して選ぶタイプの人には、ケプラーの再婚問題は非常に参考になります。
全商品を見ると確かに失敗は少ないかもしれませんが、どえらい時間がかかるんですよね。
アマゾンなんかでは商品数が膨大すぎて、全てを見てから選ぶなんてとても無理。

だから、3~4割適当にみて、それを超える商品があったら、それにするぐらいがちょうどいいのかもしれません。
投資についても同様、最初の一定数の銘柄を見て、その後に出てきた銘柄が以前の銘柄を超える性能があると思ったら投資する、という考え方ができそうです。

私たちの日常生活には、ケプラーの再婚問題を活用できる場面がたくさんあります。
例えば、レストランのメニュー選び。
最初の36.8%の料理を見て、「これが今のところ一番美味しそう!」と思ったものを記憶しておき、その後のメニューからその料理を超える美味しそうなものが出てきたら、それを頼むという方法です。

あるいは旅行計画。
最初に見たホテルや観光地の中から「これが最高だな」と思ったものを選び、それ以降の候補からそれを超えるものがあったら、その旅行先を決定するというのも一つ。

ケプラーの再婚問題はどんな人に有効?

ケプラーの再婚問題は、慎重派の人に特に有効です。
ついつい全ての選択肢を見てから選びたくなる…そんな人は、選択肢が多すぎて結果的に決断できない、あるいは時間がかかりすぎてしまうことが多いのではないでしょうか。

また、「完璧な選択をしたい!」という人にもおすすめです。
全てを見ることで完璧な選択をするのではなく、一定の見極め期間を設けることで、全体的な最適解に近づく方法として役立ちます。

未婚の友人へ伝えるメッセージ

未婚の友人に伝えたいということなら、こんな言い方はどうでしょう?

「君が出会った人のうち、最初の4人には決めつけず、5人目からが本番だよ。
それまでは色々な人と交流を深めて、5人目以降に出てきた人の中で今までで最高だなと思う人が現れたら、そこで一歩踏み出してみる。
そうすることで、最適な選択に近づけるよ。」

伝える人数や状況によっては、「4人」や「5人目」の数字は適宜変更しても大丈夫です。
大切なのは「全ての人に即決せず、ある程度の見極め期間を持つ」という考え方です。

このケプラーの再婚問題、日本が抱える未婚問題解決のヒントにもなるかもしれませんね。
結婚相手を探すときに、あまりにも完璧を求めすぎてしまうと、なかなか結婚に至らない…そんな問題も、この方法なら一定の解決策になるかもしれません。

ちなみにケプラーって?

ちなみに、「ケプラー」とは、この問題の名前の由来であり、17世紀の天文学者ヨハネス・ケプラーのことを指します。
彼が再婚を決める際に悩み、11人の候補者から選ぶという過程を経てこの問題が考え出されたんだとか。面白い逸話ですね。

まとめ

ケプラーの再婚問題は、数学的な視点から最適な選択をする手法として有用です。
これは出会いだけでなく、採用活動や買い物、投資など、様々な意思決定に役立てることができます。
完璧を求めすぎず、最初の一定数を「見て回る」期間とすることで、全体の最適解に近づくことができるのがポイントです。
あなたの日常生活でもぜひ活用してみてくださいね!

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この記事を書いた人

ビーログ管理人、30代Webエンジニアの地方ブロガーです。
モットーは「楽しんだもん勝ち」。
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