「ECサイトを立ち上げたい。
でも何をどう準備したらいいかわからない…」そんな方のために、今回は人気のECサービスを比較してみました。
これを立ち上げの参考にしてみてくださいね。
ECサービスとは?
ECサービスは、ユーザーが自分のオンラインストアを簡単に作成・運営できるプラットフォームを提供しています。
一般的には、商品の登録、販売、配送、決済といった全てのプロセスを一元管理できるため、初めてECサイトを立ち上げる人でも手軽に利用できます。
ショッピングモール系とは?
ショッピングモール系のサービスは、多くの出店者が一箇所に集まり、消費者が多様な商品を一度に見つけることができるようなプラットフォームを提供しています。
独自ショップ系とは?
独自ショップ系のサービスは、ユーザーが自分だけのオリジナルECサイトを作ることができます。自由度が高く、自社のニーズに合わせて最適化することができます。
それぞれの特性を理解した上で、自分のビジネスに最適なサービスを選んでいきましょう。
ECサービスを比較してみよう
以下に、各ECサービスの特徴、費用、商品登録数、独自ドメインと電話サポートの有無、そして公式サイトへのリンクを紹介します。
自分のニーズに合ったサービスを見つけてくださいね。
1. BASE(ベイス)
BASEは決済手数料以外は無料でネットショップを開設できるサービスです。アカウント作成後、3ステップで店舗がオープンします。手軽に始められるのが魅力です。
- 初期費用や月額料金:一切かかりません。決済手数料は3.6%~となります。
- 商品登録数:無制限。
- 独自ドメイン:利用可能。
- 電話サポート:提供されていません。
- URL:https://thebase.com/
2. Stores(ストアーズ)
Storesは無料プランと有料プランがあり、商品登録数はともに無制限です。無料プランでは独自ドメインが使えませんが、有料プランでは可能です。
- 初期費用:0円。月額料金はフリープランが0円、スタンダードプランが1980円です。決済手数料は3.6%~5%となります。
- 商品登録数:フリープラン、スタンダードプラン共に無制限。
- 独自ドメイン:スタンダードプランでのみ利用可能。
- 電話サポート:提供されていません。
- URL:https://thebase.com/
3. カラーミー
カラーミーは導入している店舗数が国内随一です。管理画面が分かりやすく、テンプレートも豊富なので初心者向けです。
- 初期費用:3000円。月額料金は833円~10000円となります。決済手数料は3.6%~5%です。
- 商品登録数:無制限。
- 独自ドメイン、電話サポート:共に提供されています。
- URL:https://shop-pro.jp/
4. MakeShop
MakeShopは多機能で手数料が低い点、そして国内流通額No.1という3つの特徴があります。
- 初期費用:10000円~。月額料金はスタンダードプランが10,000円となります。決済手数料は3.5%~3.6%です。
- 商品登録数:無制限。
- 独自ドメイン、電話サポート:共に提供されています。
- URL:https://www.makeshop.jp/
5. Shopify(ショッピファイ)
Shopifyは集客に強く、高い機能性を持っています。また、高度なサイト分析機能と海外販売に強いという特徴もあります。
- 初期費用:0円。月額料金はスタンダードプランが約3,045円~約8,280円となります(為替レートにより変動)。決済手数料は3.15%~3.4%です。
- 商品登録数:無制限。
- 独自ドメイン、電話サポート:共に提供されています。
- URL:https://www.shopify.com/jp
ショッピングモール系のサービスを比較してみよう
次に、ショッピングモール系のサービスを見てみましょう。これらのサービスは、多くの出店者が一箇所に集まり、消費者が多様な商品を一度に見つけることができるようなプラットフォームを提供しています。
6. 楽天市場
楽天市場は国内EC流通総額2兆58億円で、1店舗当たりの平均月商は416万円、ページビュー数は34億PV/月という大規模なモールです。
- 初期費用:60,000円。月額料金はライトプランが約39,800円(3ヶ月分一括)、がんばれ!プランが約19,500円(年間一括)などです。決済手数料は2%~7%です。
- 商品登録数:プランによります。例えば、ライトプランとがんばれ!プランでは5000商品、スタンダードプランでは20,000商品です。
- 独自ドメイン:利用できません。
- 電話サポート:提供されています。
- URL:https://www.rakuten.co.jp/
7. Amazon
Amazonでは大口出品と小口出品がありますが、本格的にECサイトを運営するなら大口出品がベターです。他のモールと比べても集客力は抜群です。
- 大口出品の月額料金:4900円。小口出品は0円です。決済手数料は8~20%となります。
- 商品登録数:無制限。
- 独自ドメイン:利用できません。
- 電話サポート:提供されています。
- URL:https://www.amazon.co.jp/
8. Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは日本人の4人に1人が利用する、検索ポータルサイトであるYahoo! Japanからの流入は圧倒的です。
- 初期費用、月額料金:共に0円です。決済手数料は2.5%~50%です。
- 商品登録数:無制限。
- 独自ドメイン:利用できません。
- 電話サポート:プロフェッショナル出店のみ提供されています。
- URL:https://shopping.yahoo.co.jp/
独自ショップ系のサービスを比較してみよう
最後に、独自ショップ系のサービスを見てみましょう。これらのサービスは、自由度が高く、自社のニーズに合わせて最適化することができます。
9. EC-CUBE
EC-CUBEはフリーソフトウェアのECサイト構築システムです。自由度の高さが魅力で、自分だけのオリジナルECサイトを作ることができます。
- 初期費用、月額料金:共に0円です。決済サービスと売上に準じた手数料がかかります。
- 商品登録数:無制限。
- 独自ドメイン:利用可能。
- 電話サポート:提供されていません。
- URL:https://www.ec-cube.net/
10. CS-CART
CS-CARTもEC-CUBEと同じく、自由度の高いECサイト構築システムです。
- 初期費用:パッケージ版(フリー)が0円、パッケージ版(フル)が99800円、サーバープランが52500円~となります。決済サービスと売上に準じた手数料がかかります。
- 商品登録数:無制限。
- 独自ドメイン:利用可能。
- 電話サポート:パッケージ版で90日間無料(有料版のみ)、サーバープランでは無料(1ヶ月10インシデントまで)となります。
- URL:https://cs-cart.jp/
まとめ
以上、10のECサービスを比較してみました。それぞれに特徴と利点があるので、自分のビジネスに最も適したものを選んでください。ネットショップを開くための第一歩として、この記事が参考になれば幸いです。