今日は「数値化の鬼」という本から得た、僕の読書メモをシェアしたいと思います。ちょっと長いですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
他部署へのトスアップの数値化
まず一つ目、部門間の連携を明確に把握するため、トスアップの件数を数値化しましょう。それによって他部署との連携具合をリアルタイムで知ることができます。
個人とチームのバランス
次に、個人の成果とチーム全体の成果、この2つは80:20の比率で考えるべきだと本書では述べています。つまり、自分だけが頑張ったところで、チームが達成できていなければ評価は下がるんです。僕たち一人ひとりがどんなに努力をしても、チーム全体としての成果が重要なんですね。
マネージャーの真の役割
そして、マネージャーは、個人の達成よりもチーム全体の達成を最優先に考えるべき。そうすることで部下が活躍し、自分自身にも時間的余裕が生まれるということです。結果を出すためには全体のハーモニーが大切、というメッセージがここにはありますね。
行動量ファースト
そして、「行動」を重視し、その後でその質や効率を高める。つまり、量>質が最初のステップなんですね。まずは何かを始めることが大切、という考え方です。
%が行動にブレーキをかける
前年比で考えると、次年度の目標達成に自己制限をしてしまう可能性があるという警告も。過去の成功を基に未来を考えることは大切ですが、それが未来の可能性を制限する原因にならないよう注意が必要ですね。
インセンティブ制度の落とし穴
インセンティブ制度が、目先の利益に囚われ、組織への帰属意識を失う原因になることがあるとのこと。報酬制度は慎重に設計しなければならないという警告ですね。
組織マネジメントの理想
「2:6:2」のパフォーマンス比率を「10:0:0」に近づけることが組織マネジメントのゴールだそうです。全員が高いパフォーマンスを出し続けることを目指す、という理想を掲げています。
結果につながる努力
資料の完成度を上げるよりも、プレゼンでの伝え方に焦点を当てるべきだと提言しています。コミュニケーションのスキルが求められる現代社会で、これは非常に大切なポイントですね。
知識のブラックボックス化の危険性
知識をブラックボックス化するのは危険で、常に仮説として知識を共有するべきだとのこと。組織内の情報共有が重要というメッセージがここには込められています。
数字は遅れてついてくる
成果はすぐには現れない。物事には時間がかかるという現実を受け入れましょう。短期間で結果を求めすぎず、長期的な視点を持つことの大切さを教えてくれます。
成長の実感
最後に、自分自身の成長の実感が最大の目標であるべきだと結論づけています。目の前の結果だけでなく、自分がどれだけ成長できたかを見つめ直すことの大切さを伝えています。
まとめ
以上、「数値化の鬼」から得た教訓です。これらのポイントが、みなさんのビジネスにも役立つことを願っています!お疲れ様でした、また次回のブログでお会いしましょう!