差分ファイルをまとめる苦労と、その解決策「scone Diff」をご紹介します!

こんにちは!Web制作者の皆さん、納品ファイルの作成は大変ですよね。
特に、プロジェクトが大きくなると、更新したファイルを抽出する作業は一苦労。
そのような課題を解決するツール「scone Diff」についてご紹介します。

目次

納品ファイルの作成とその課題

Web制作では、プロジェクトの進行に伴い、数多くのファイルが生成されます。
それらの中から、更新したファイルだけを抽出し、納品する必要があります。
しかし、大規模なプロジェクトでは、どのファイルが更新されたのかを追跡するのは容易なことではありません。

また、更新したファイルを抽出したとしても、そのファイルがどのディレクトリに属していたのか、元のディレクトリ構造を保持したまま納品することも重要です。
これができないと、クライアント側での作業が困難になる可能性があります。

このような課題を解決するためには、適切なツールが必要です。
そこで今日は、そんなWeb制作者の皆さんの強い味方となる「scone Diff」をご紹介します。

scone Diffとは?

scone Diffは、更新した差分のファイルだけをディレクトリ構造を保持したまま抽出し、ファイルリストと共に納品ファイルセットを作成できるツールです。
Windows、macOS対応の国産アプリで、無料版と有料版がリリースされています。

scone Diffの特徴

  • 必要なファイルだけをまとめて納品できます。
  • 必要なファイルは、日時・拡張子・正規表現で抽出・除外が可能。
  • 納品ファイルのリストを生成。
  • バージョン管理のないプロジェクトで大活躍。

scone Diffの使い方

scone Diffの使い方は非常にシンプルです。
例えば、Webサイトの制作ファイルから、特定の月以降に更新したファイルを抽出したい場合、以下の手順で操作します。

1.「参照ディレクトリ指定」に、制作ファイルのルートフォルダをドロップ。

2.「日時指定(from)」に、抽出したい日時をセット。

3.「差分検索」ボタンをクリックします。

これで右パネルに、指定した日時に更新したファイルのリストが表示されます。


納品用フォルダを用意し、「出力ディレクトリ指定」に指定して「抽出」ボタンをクリックすると、更新したファイルがコピーされます。

scone Diff Pro(有料)の高度な使い方

scone Diff Proでは、さらに高度なオプションが用意されています。
除外ファイルの設定や、拡張子フィルタ、正規表現フィルタなどを利用することで、より細かい条件でファイルを抽出・除外することが可能です。
これにより、不要なファイルを除外したり、特定の種類のファイルだけを抽出したりといった、クリーンな状態で納品ファイルをまとめることができます。

まとめ

以上、納品ファイルの作成における課題と、その解決策となるscone Diffの紹介と使い方についてご説明しました。
このツールを使うことで、納品ファイルの作成が格段に楽になります。
ぜひ一度試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

ビーログ管理人、30代Webエンジニアの地方ブロガーです。
モットーは「楽しんだもん勝ち」。
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