働く 2025-12-18

【Figma AI】Gemini vs GPT!新機能の画像生成を「もりらばんぞう」で徹底比較

デザイナー待望の機能がついにやってきました。Figma内で直接画像を生み出せる「Figma AI 画像生成」です。

今回は、この新機能に搭載されている2つの主要モデル、Googleの「Gemini 3 Pro」OpenAIの「GPT Image 1.5」を徹底比較。

検証の題材は、あえて難解な(?)伝説のワードもりらばんぞう(森羅万象)。果たして、どちらがより正確に、そして美しくエイコーワールドを再現できるのでしょうか?

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検証1:純粋なビジュアル対決(画像のみ)

まずは「画像のみ」の生成から。プロンプトはシンプルに「森の中にたくさんの象がいる幻想的な風景」を指定しました。

Gemini 3 Pro の結果

Gemini 3 Pro 画像のみ

GPT Image 1.5 の結果

GPT Image 1.5 画像のみ

比較コメント:

  • Gemini:木漏れ日の表現が美しく、まさに「幻想的な森」という雰囲気。象の配置も自然です。
  • GPT:テクスチャの書き込みが緻密で、プレミアムな質感が際立っています。ビジュアルの「強さ」ではGPTが一歩リードといった印象。

検証2:日本語表現力対決(画像+テキスト)

次に、画像内に「日本語のキャッチコピー」を含める指示を出しました。AIが苦手とする日本語テキストの再現性をチェックします。

Gemini 3 Pro の結果

Gemini 3 Pro 画像+テキスト

GPT Image 1.5 の結果

GPT Image 1.5 画像+テキスト

比較コメント:

  • Gemini:驚きの結果です。日本語のフォントが極めて自然で、デザインの一部として完成されています。
  • GPT:画像そのものは綺麗ですが、日本語テキストが少し独特なフォントになったり、一部文字化けのような表現が見られました。

結論:どっちのモデルを使うべき?

今回の「もりらばんぞう」検証で分かった、それぞれの得意分野はこちら。

比較項目 Gemini 3 Pro GPT Image 1.5
画像クオリティ 良好(自然) 非常に優秀(リッチ)
日本語表現力 圧倒的に自然 やや不安定
おすすめ用途 バナー広告、日本語入りSNS投稿 背景素材、コンセプトアート

全体的な印象としては、「ビジュアル重視ならGPT、日本語込みのデザインならGemini」という使い分けが最適解になりそうです。

まとめ:Figma AIでデザインの幅が広がる

これまでストックフォトを探していた時間が、プロンプト一つで解決するのは革命的です。特にGeminiの日本語表現力には目を見張るものがありました。

皆さんも「もりらばんぞう」のような自由な発想で、Figma AIの可能性を試してみてはいかがでしょうか?


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詳細情報セクション

項目 内容
機能名 Figma AI Image Generation
搭載モデル Gemini 3 Pro, GPT Image 1.5 等
料金 各プランのクレジット内は無料、超過分は有料
対応形式 JPG, PNG (Figmaレイヤーとして生成)
公式サイト Figma AI 公式ページ

※本記事の内容は2025年12月時点の情報に基づいています。機能や料金は変更される可能性があるため、公式サイトを必ずご確認ください。